プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジック(西地区)は5日、レバンガ北海道(東地区)とのホーム戦で2024―25シーズンの開幕を迎える。西地区で昨季4位に終わったチームには、元NBA選手ら5人が加入した。悲願の日本一を…

 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジック(西地区)は5日、レバンガ北海道(東地区)とのホーム戦で2024―25シーズンの開幕を迎える。西地区で昨季4位に終わったチームには、元NBA選手ら5人が加入した。悲願の日本一を目指す。

 島根は、2季連続でB1得点王になったペリン・ビュフォード選手がチームを離れたが、元NBA選手のジェームズ・マイケル・マカドゥ選手、昨季に三遠ネオフェニックスの中地区優勝に貢献したコティ・クラーク選手、20年に島根に在籍していたエヴァンス・ルーク選手のいずれも身長2メートル超の外国籍、日本国籍取得選手が加わった。課題としていたゴール下近辺の攻守に厚みが増しそうだ。

 チームを率いて4季目のポール・ヘナレ・ヘッドコーチは9月の会見で「新しく入ってきた選手たちをどのように起用するか、どうやって良さを引き出すか、いろいろ戦術を練っている」と話し、ビュフォード選手を攻撃の柱とした昨季とは違うプレースタイルを考えている。

 今季は安藤誓哉選手、ニック・ケイ選手のダブル主将という体制。「(2人は)今季が4季目で、我々が何を求めているかを理解している。加入した選手たちを良い方向に導いてくれる」。ヘナレヘッドコーチの期待に、ダブル主将がどう応えていくかがカギとなりそうだ。(堀田浩一)