大谷とタティスJr.というスターの競演は楽しみだ(C)Getty Images 大谷翔平や山本由伸が所属するドジャースは現地時間10月5日(日本時間6日)から、ダルビッシュ有や松井裕樹を擁し、ワイルドカードシリーズ(3回戦制)でブレーブスに…
大谷とタティスJr.というスターの競演は楽しみだ(C)Getty Images
大谷翔平や山本由伸が所属するドジャースは現地時間10月5日(日本時間6日)から、ダルビッシュ有や松井裕樹を擁し、ワイルドカードシリーズ(3回戦制)でブレーブスに2連勝したパドレスとの地区シリーズ(5回戦制)を戦う。この大一番には米記者も熱い視線を注ぎ、現地時間3日までにさまざまな予測が立てられている。
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まず米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、プレビュー記事の中で「ドジャースが勝つ理由」と書き始め、「オオタニが最高のプレーをしている。(ムーキー・)ベッツも昨年10月に惨敗を喫した後、やる気満々だ」と記述。「ここ12年間のポストシーズンで最も層が厚いラインアップかもしれない。ブルペン陣も5日間の休養から恩恵を受けるだろう」との見方を示した。
その一方で、パドレスの勝利を予想しているのは、同メディアのデニス・リン記者だ。「サンディエゴほどコンタクト、プレッシャー、パワーを兼ね備えたラインアップはない」と自身の見解を示し、「究極の切り札」としてフェルナンド・タティスJr.の存在に注目。「彼がパドレスを頂点に導くかもしれない」と期待を寄せている。
また、米スポーツ専門局『ESPN』のティム・カークジャン記者は、「ドジャースを同シリーズの勝者に選ぶ」と綴っており、「シーズンを通して投手陣が不安定だが、それでもナ・リーグ西地区優勝を決めた」と回顧。「オオタニがポストシーズンでもスターになろうとしている。きっとそうなるはずだし、輝きを放つドジャースの打者は彼だけではないだろう」と選手層の厚さを強調していた。
2020年の地区シリーズでは、ドジャースが3連勝。22年の地区シリーズでは、パドレスが3勝1敗でシリーズ突破を決めている。さらに今季のレギュラーシーズンでは、パドレスが8勝5敗……。これまで数々の激闘を繰り広げてきた同地区のライバル対決だが、はたして今回はどちらに軍配が上がるだろうか。彼らの戦いぶりから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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