大相撲の秋巡業が3日、千葉県柏市で行われ、幕内高安(田子ノ浦)が新大関大の里(二所ノ関)にぶつかり稽古で“昇進祝い”を贈った。当たりを何度もガッチリと受け止め、時折笑みを浮かべながら、息の上がった大の里を砂まみれに…

 大相撲の秋巡業が3日、千葉県柏市で行われ、幕内高安(田子ノ浦)が新大関大の里(二所ノ関)にぶつかり稽古で“昇進祝い”を贈った。当たりを何度もガッチリと受け止め、時折笑みを浮かべながら、息の上がった大の里を砂まみれにした。

 高安は大の里の師匠・二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の弟弟子。新大関には入門前から目をかけてきた。「お祝いみたいなもんだけど、僕の稽古にもなる」と笑い「ぶつかりを10本しても20本しても息が上がらないような稽古をしてほしい。頑張ってほしいし、僕も頑張ります」と期待を込めた。