パリ・パラリンピックでメダルを獲得した千葉県ゆかりの選手10人が1日、県庁の熊谷俊人知事を表敬訪問した。水泳で四つのメダルを獲得した県在住の鈴木孝幸選手らメダリストが、大会を終えた感想や今後の目標について話した。 訪れたのは、県の出身や在…

 パリ・パラリンピックでメダルを獲得した千葉県ゆかりの選手10人が1日、県庁の熊谷俊人知事を表敬訪問した。水泳で四つのメダルを獲得した県在住の鈴木孝幸選手らメダリストが、大会を終えた感想や今後の目標について話した。

 訪れたのは、県の出身や在住、在勤、県内の学校を卒業したメダリストら。鈴木選手のほか、バドミントンの里見紗李奈・村山浩両選手、ボッチャの広瀬隆喜選手、ゴールボールの佐野優人選手、柔道の小川和紗選手、水泳の窪田幸太・辻内彩野両選手、車いすラグビーの池崎大輔・羽賀理之両選手が訪れた。

 八街市出身のバドミントンの里見選手は、シングルスで2大会連続の金メダル、またダブルスでは銀メダルを獲得した。「簡単な連覇ではなく、一番苦しかった大会だった。3連覇を目指せるのは私だけ。ロスに向けて頑張りたい」と話した。

 浦安市在住の車いすラグビーの池崎選手は羽賀選手とともに金メダルを獲得。「リオ、東京(パラリンピック)では準決勝で敗れていたので、金メダルを取るという目標を実現できてよかった。パラスポーツのより良い環境づくりに関わっていきたい」と語った。(熊谷 姿慧)