ヤクルトは30日、嘉弥真新也投手、尾仲祐哉投手、三ツ俣大樹内野手、育成選手の近藤弘樹投手ら7選手に戦力外通告を行った。 嘉弥真はソフトバンクから加入し、開幕は1軍スタート。だが、9試合の登板で防御率14・50と状態が上がらず、後半は2軍調…

 ヤクルトは30日、嘉弥真新也投手、尾仲祐哉投手、三ツ俣大樹内野手、育成選手の近藤弘樹投手ら7選手に戦力外通告を行った。

 嘉弥真はソフトバンクから加入し、開幕は1軍スタート。だが、9試合の登板で防御率14・50と状態が上がらず、後半は2軍調整が続いていた。ソフトバンク時代は17年から6年連続50試合以上の登板。中継ぎ左腕として活躍した。

 三ツ俣はオリックス、中日を経て、23年からヤクルトでプレー。堅実な内野守備を誇り、昨季の18試合を含めて通算248試合に出場したが、今季は出場機会がなかった。

 尾仲は阪神を戦力外となり、ヤクルト入り。23年は11試合に登板したが、今季は1試合のみで結果を残せず。2度目の戦力外通告を受けた。今後については「考えられない」とし、「この時期って、自分がそうじゃなくても寂しい気持ちもあるし、悲しい気持ちもあるし。それが3回目って考えると…。難しいです、嫌な気持ちもあるし」と吐露した。

 近藤は楽天から加入して迎えた21年、前半戦に活躍して22登板で防御率0・96。だが、右肩の故障で離脱した後は1軍復帰できず。育成契約を結び、再起を目指していた。通達を受け、「覚悟はしていたので、ずっと。(今後は)肩の状態を考えたら、ちょっと厳しいのかな。輝ける場所を作っていただいので、本当に球団には感謝しています」と、引退する可能性を示唆した。

 育成選手では下慎之介、嘉手苅浩太、フェリペが戦力外となった。