「RIZIN.48」(29日、さいたまスーパーアリーナ) フェザー級(66・0キロ)ワンマッチでラジャブアリ・シェイドゥラエフ(23)=キルギス共和国=の腕ひしぎ十字固めに一本負けしたフアン・アーチュレッタ(37)=米国=が試合後の記者会…

 「RIZIN.48」(29日、さいたまスーパーアリーナ)

 フェザー級(66・0キロ)ワンマッチでラジャブアリ・シェイドゥラエフ(23)=キルギス共和国=の腕ひしぎ十字固めに一本負けしたフアン・アーチュレッタ(37)=米国=が試合後の記者会見で、前日計量で2・9キロの体重オーバーを犯したことを陳謝した。

 アーチュレッタは「ファンの皆さま、関係者の皆さまに深くおわびしたい。体重をクリアできなかったのは言い訳もなく私のせいです。こういうことが2度と起こらないことを誓います。それを深く心にとどめて、ファンにおわびします」と陳謝した。

 試合については「作戦通り動いていたし、作戦も通用したと感じていた。(腕を)引き抜こうとした時にグローブが引っかかった結果、極まってしまったと感じている。すごく恥ずかしい気持ちもあるし負けてしまって残念です」と振り返り、シェイドラエフを「トップファイターと戦うつもりで準備していた。われわれはMMAの未来を目撃していると思う。全てを備えたファイターで、彼のような新鋭と肌を合わせられて光栄だと思う」と称賛した。

 これで3連敗となったが、「去年を振り返ると、短い期間の中でバンタム級のリミットをたくさん作って体に負担がかかっていたのは事実で、それが最近のパフォーマンスに出ているのかと思う」と理由を分析しつつも、「負けたと言っても世界トップの人たちに負けたのであって、勝率5割の相手に負けてるわけじゃない。決して並の選手とやって負けてるわけじゃない。ピークを過ぎてるとは今は言い切れないと思う」と主張。

 「RIZINの中でやりたい目的も目標もある。RIZINが許してくれるならそれに向けて活動したい。タイトルもあきらめてないし、近いと感じている」と、前向きに語っていた。