バスケットボールB1のレバンガ北海道は26日、札幌市内で2023―24年シーズンの決算報告会見を行い、8期連続黒字達成を発表した。売上高は過去最高の14億4867万円、経常利益は前年比147%の1089万円。主催試合の1試合平均入場者数は…

 バスケットボールB1のレバンガ北海道は26日、札幌市内で2023―24年シーズンの決算報告会見を行い、8期連続黒字達成を発表した。売上高は過去最高の14億4867万円、経常利益は前年比147%の1089万円。主催試合の1試合平均入場者数は過去最高の4617人(B1の24チーム中12位)で、興行収入は同121%の2億8201万円だった(金額は税別)。

 昨季は26年秋にスタートする新リーグ「Bリーグ・プレミア」参入へ向けて「売上高12億円」と「平均入場者数4000人」の条件を満たす必要があったが、どちらも楽にクリア。総合順位は21位ながらも横田陽CEO(47)は「入場者数が増えたことで付随する売上げが軒並み伸びた」と総括した。

 今季は10月5日のアウェー・島根戦で開幕。同17日には新リーグのライセンス審査の結果が発表される。売上高14・5億円、平均入場者数4500人以上などの目標を掲げる横田氏は「ホームタウンの集客をさらに強化していければ」と、新リーグ参戦に備えた地固めのシーズンにしていく。