<ウエスタン・リーグ:阪神6-14ソフトバンク>◇25日◇鳴尾浜ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が右半腱様筋損傷から復帰後初アーチを描いた。ウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)に「2番DH」で出場し、1回の第1打席で右越え本塁打。阪神門別…

<ウエスタン・リーグ:阪神6-14ソフトバンク>◇25日◇鳴尾浜

ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が右半腱様筋損傷から復帰後初アーチを描いた。

ウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)に「2番DH」で出場し、1回の第1打席で右越え本塁打。阪神門別の148キロ直球を仕留めた。柳田は打った瞬間に確信。スタンドからは歓声とどよめきが起こった。

この日は鳴尾浜球場の最終戦で、多くの阪神ファンが駆けつけていた。さらに3回の第2打席も痛烈な右飛。3打数1安打で途中交代した。1軍の西武戦前に小久保監督は「(柳田の)ホームランは見れなかった。見始めた時には打ってたね。笹川が打ったのは見たよ。アベックホームランやね」とうなずいた。

柳田は5月31日の広島戦で右太もも裏を負傷。9月20日の2軍戦で約4カ月ぶりに実戦復帰していた。小久保監督はCSでの1軍復帰という青写真を描いており「ホークスの場合は3軍戦もあるのでね。その辺を使ってのプランがあがってきている」と明かしている。近日中には外野守備にも就く予定。復活に向けて上々な仕上がりを見せている模様だ。なお2軍は優勝マジック1とし、最短27日の広島戦(由宇)でウエスタン・リーグ連覇が決まる。