<広島1-3ヤクルト>◇25日◇マツダスタジアムヤクルトが鬼門の地で、スタートから仕掛けた。0-0の初回2死一、二塁。オスナが、広島先発・九里のシュートを捉え、中前へ先制適時打を放った。「初回から先制のチャンスで回ってきたのでタイムリーが打…

<広島1-3ヤクルト>◇25日◇マツダスタジアム

ヤクルトが鬼門の地で、スタートから仕掛けた。0-0の初回2死一、二塁。オスナが、広島先発・九里のシュートを捉え、中前へ先制適時打を放った。「初回から先制のチャンスで回ってきたのでタイムリーが打てて良かったです」と仕事を果たした。

先発高橋も、気合の入った投球で試合をつくった。1点リードの2回には2死一塁から連打で満塁のピンチを招いた。ただ、九里を147キロ高め直球で空振り三振に仕留めた。6回にも連打と死球で満塁としたが、坂倉を遊飛、末包を見逃し三振に片付け、主導権を渡さなかった。

チームはマツダスタジアムを苦手としていた。試合前まで、開幕から同球場で9戦9敗。昨年9月24日を最後に、勝てていなかった。昨季も同球場では、1勝11敗1分けと大きく負け越した。不吉なデータを払拭すべく、投打が奮起した。