ヤクルトは25日、山崎晃大朗外野手(31)の今季限りでの現役引退を発表した。山崎は球団を通じて「ヤクルトに入団して9年間たくさんの応援ありがとうございました。21年のリーグ優勝・日本一、22年リーグ連覇できたことは一生の宝物です。また、これ…

ヤクルトは25日、山崎晃大朗外野手(31)の今季限りでの現役引退を発表した。山崎は球団を通じて「ヤクルトに入団して9年間たくさんの応援ありがとうございました。21年のリーグ優勝・日本一、22年リーグ連覇できたことは一生の宝物です。また、これまで携わっていただいた指導者の方、監督、コーチ、サポートしていただいたスタッフのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。9年間という短い間でしたが、ファンの皆さん、たくさんの応援本当にありがとうございました」とコメントした。

15年ドラフト5位で日大から入団。50メートルを5秒台で走る脚力と、高い守備、何より明るいキャラクターでチームを支えてきた。20年からは3年連続で100試合以上に出場。21、22年のリーグ連覇にも大きく貢献した。ただ、今季は1軍出場がわずか21試合にとどまっていた。ファンからも愛された選手が、ユニホームを脱ぐ。

◆山崎晃大朗(やまさき・こうたろう)1993年(平5)8月11日、和歌山県生まれ。青森山田-日大を経て、15年ドラフト5位でヤクルト入団。16年7月31日巨人戦で初出場。22年5月25日日本ハム戦でサヨナラ本塁打。前日に打った村上に続くチーム2試合連続のサヨナラ弾に。通算595試合、354安打、7本塁打、97打点、48盗塁、打率2割4分5厘。174センチ、74キロ。左投げ左打ち。