<SATO presents イチロー選抜 KOBE CHIBEN-高校野球女子選抜>◇23日◇東京ドームゴジラこと元ヤンキースの松井秀喜氏(50)がアクシデントに見舞われながら、バットで火を噴かせた。4回1死一塁、思い切り引っ張った打球は…

<SATO presents イチロー選抜 KOBE CHIBEN-高校野球女子選抜>◇23日◇東京ドーム

ゴジラこと元ヤンキースの松井秀喜氏(50)がアクシデントに見舞われながら、バットで火を噴かせた。4回1死一塁、思い切り引っ張った打球は二塁手の横を抜け、右中間へ。足を気にする様子を見せており、臨時代走が送られた。

3回の守備に入る前に「松井選手が治療をしております」のアナウンスが流れた。不穏な空気? が流れたが少し遅れて三塁の守備に入った。その裏の第2打席で四球で出塁。無死一、二塁とチャンスが拡大したところで、二塁走者の松井に代走が送られた。ベンチに戻ると笑顔も見せつつ、イチロー氏と話した。

1度は退いたが、4回の守備で三塁の位置へ。「先ほどのは臨時代走でした」のアナウンスが流れると、ファンも爆笑だった。

20年ぶり東京ドーム凱旋(がいせん)での第1打席は押し出し四球だった。イチロー選抜 KOBE CHIBENの一員として「4番センター」で出場。初回は3点ビハインドの無死満塁で打席を迎えた。3-1から冷静に大きく外れたボール球を見逃し、押し出しを選んだ。松井氏が選んだ反撃の1点を皮切りに5点を奪って逆転に成功した。

松井氏が東京ドームでプレーするのは04年3月31日のヤンキース時代に日本で行われたデビルレイズとの開幕戦以来、7481日ぶりとなる。