<高校野球秋季京都府大会:京都外大西3-2京都国際>◇23日◇4回戦◇太陽が丘球場今夏の甲子園大会で初優勝した京都国際が、延長11回で京都外大西に敗れて来春のセンバツ出場が絶望となった。0-1の2回2死満塁で小川礼斗(らいと)外野手(2年)…

<高校野球秋季京都府大会:京都外大西3-2京都国際>◇23日◇4回戦◇太陽が丘球場

今夏の甲子園大会で初優勝した京都国際が、延長11回で京都外大西に敗れて来春のセンバツ出場が絶望となった。

0-1の2回2死満塁で小川礼斗(らいと)外野手(2年)の右前適時打で同点に追い付き、1-1で延長タイブレークに突入。この試合5度目の満塁機となった10回2死で無得点に終わると、11回に1死満塁で押し出し四球、犠飛で2点を失った。その裏の反撃は1点に終わった。

今夏の甲子園優勝メンバーの3年生たちが駆けつける中、胴上げ投手だった西村一毅(いっき、2年)は11回5安打3失点、18三振を奪う力投を見せたが、報われなかった。「自分が引っ張っていく気持ちだったけど、今日はチームの足を引っ張ってしまった。初回に3人打ち取りたくて抑えられなかったのがもったいなかった」。

小牧憲継監督(41)は「まだちょっと手探りの状態。チームにも話していますがこれと言って“レギュラー”と呼べる子は、西村以外は白紙。長谷川(颯)、清水(詩太)も(今夏スタメンで)甲子園経験者ですが物足りなさはある。これでみっちり練習できるのでレベルの高い競争をして、今日出ていない選手を含めて春には本当のレギュラーを」。

京都外大西は今春のセンバツに出場し、今夏の京都大会は京都国際に敗れ、準Vだった。