メッツ千賀滉大投手(31)が傘下3Aシラキュースでのリハビリ登板から一夜明け、右上腕三頭筋に張りが出たことが判明した。カルロス・メンドサ監督が22日(日本時間23日)に会見で明らかにし、今季レギュラーシーズン中の復帰を取りやめると発表した。…

メッツ千賀滉大投手(31)が傘下3Aシラキュースでのリハビリ登板から一夜明け、右上腕三頭筋に張りが出たことが判明した。

カルロス・メンドサ監督が22日(日本時間23日)に会見で明らかにし、今季レギュラーシーズン中の復帰を取りやめると発表した。

千賀は21日に3Aのシャーロット戦に先発し、1回を無安打無失点、1四球2三振だった。15球を投げ、最速は94・9マイル(約152・7キロ)だった。当初は30~35球を投げる予定だった。

メジャー2年目の今季は開幕から肩の張りのため長期離脱し、7月26日のブレーブス戦で復帰。6回途中2失点と好投したが、左ふくらはぎを痛めて緊急降板。再び負傷者リスト(IL)入りした。当初はシーズン中の復帰は絶望的とされていたが、順調にリハビリを進め、3Aでのリハビリ登板後に問題がなければ、27日(同28日)のブルワーズ戦でメジャー復帰する見通しになっていた。

メンドサ監督は「センガは少し、張りが出た。本人は投球を続けられると言っていたが、大事を取った。投球練習は続けると聞いている。レギュラーシーズン中は復帰しない。すべて問題がクリアしないうちはメジャーのマウンドには立たせない」と説明。ポストシーズンに進出した場合、出場登録メンバーに入るかどうかは含みを持たせた。