「DeNA-阪神」(21日、横浜スタジアム) DeNA・宮崎敏郎内野手が五回、逆転3ランを放った。2死一、二塁から代打で登場し、代わったばかりの阪神2番手・島本の143キロ直球を左翼席に放り込んだ。 DeNAは4点のビハインドを背負ってい…

 「DeNA-阪神」(21日、横浜スタジアム)

 DeNA・宮崎敏郎内野手が五回、逆転3ランを放った。2死一、二塁から代打で登場し、代わったばかりの阪神2番手・島本の143キロ直球を左翼席に放り込んだ。

 DeNAは4点のビハインドを背負っていたが、この回、森敬、林の連続二塁打で1点をかえし、なおも佐野の四球、オースティンの左前打で2死一、二塁。打者・戸柱を迎えたところで、阪神先発の青柳が降板し、島本がマウンドに上がった。青柳との対戦成績からこの日スタメンを外れていた宮崎が打席に送り込まれ、ひと振りで試合をひっくり返した。スタンドは大歓声に包まれ興奮のるつぼと化した。

 宮崎はこのアーチで通算150本塁打を達成。球団では史上17人目の快挙となった。