【神奈川】川崎市は20日、パリ五輪でメダルを獲得した市ゆかりの4選手に市スポーツ特別賞を贈った。 4選手は、ブレイキン女子金メダルのAMI(本名・湯浅亜実)さん、レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級金メダルの文田健一郎さん、卓球…

 【神奈川】川崎市は20日、パリ五輪でメダルを獲得した市ゆかりの4選手に市スポーツ特別賞を贈った。

 4選手は、ブレイキン女子金メダルのAMI(本名・湯浅亜実)さん、レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級金メダルの文田健一郎さん、卓球女子団体で銀メダルの平野美宇さんと張本美和さん。AMIさんと文田さん、張本さんは市内在住で、平野さんは活動拠点が市内にある。AMIさんは海外遠征のため、式典を欠席した。

 文田さんは「川崎は子育てのしやすいところ。2度目のオリンピックで、前回は銀メダル。『今度こそ金』という思いでした。これから次の目標に向けて、競技をがんばっていきたい」とあいさつした。

 平野さんは「団体戦で銀メダルを獲得できて、うれしく思う。まだまだやることはある。一日一日を大切にしていきたい」。張本さんは「(パリでは)やっぱり金メダルがほしかった。4年後のロサンゼルス五輪に向けて、がんばります」と誓った。

 福田紀彦市長は「みなさまの活躍で市民は大いに励まされた。これからも市民を勇気づけていただきたい。みなさまの活躍を一生懸命、応援したい」と語った。(佐藤英法)