世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会「Xゲームズ」が20日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。会場には地元の園児や小学生、市民ら約4200人が招待され、世界トップレベルの華麗な技を観戦した。 スケートボードや自転車のBMX、モトク…

 世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会「Xゲームズ」が20日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。会場には地元の園児や小学生、市民ら約4200人が招待され、世界トップレベルの華麗な技を観戦した。

 スケートボードや自転車のBMX、モトクロスバイクのモトXの3競技に国内外から約80人の選手が出場している。

 20日は予選が行われ、パリ五輪のスケートボード女子ストリートで金メダルの吉沢恋(ここ)選手(14)や、銀メダルの赤間凛音(りず)選手(15)らが次々と登場。日本庭園をモチーフにしたコースで次々と技を披露すると、スタンドから歓声が上がった。

 コース脇で観戦していた千葉市立都小学校(同市中央区)6年の柏戸レナさん(11)は「選手たちが色々な技を見せてくれて、かっこよかった」と見入っていた。

 大会は22日まで行われる。吉沢選手は「予選よりレベルアップした姿を見せたい」と、決勝に向けた意気込みを語った。(前田基行)