J1で18位のジュビロ磐田は21日、ホーム・ヤマハで13位の福岡を迎え撃つ。横内昭展監督(56)が20日、オンラインで取材に対応。18日に病気のため59歳の若さで亡くなった元イタリア代表FWサルヴァトーレ・スキラッチ氏を悼んだ。 スキラッ…

 J1で18位のジュビロ磐田は21日、ホーム・ヤマハで13位の福岡を迎え撃つ。横内昭展監督(56)が20日、オンラインで取材に対応。18日に病気のため59歳の若さで亡くなった元イタリア代表FWサルヴァトーレ・スキラッチ氏を悼んだ。

 スキラッチ氏は1990年イタリアW杯の得点王と最優秀選手に輝き、94年から4年間、磐田でプレー。「トト」の愛称で親しまれ、J1通算78試合56得点と活躍した。95年まで広島でプレーした横内監督は「対戦はないですが、世界的に有名な選手がJリーグに来たことはインパクトがあった。彼のプレーは皆さんの心に残っていると思う。早すぎるな、と強く思います」と話した。

 そのストライカーの技術や精神は「磐田に継承されていると思います」。福岡戦でFW陣が得点を挙げることを期待。2連勝で、偉大なOBを送り出すゲームにする。

(里見 祐司)