「DeNA9-6阪神」(20日、横浜スタジアム) 今季初のリリーフ登板となったジェレミー・ビーズリー投手がイニングをまたいだ七回につかまり、一挙3失点でKOされた。 六回からマウンドに上がった助っ人右腕。2死二塁のピンチを背負いながらも無…

 「DeNA9-6阪神」(20日、横浜スタジアム)

 今季初のリリーフ登板となったジェレミー・ビーズリー投手がイニングをまたいだ七回につかまり、一挙3失点でKOされた。

 六回からマウンドに上がった助っ人右腕。2死二塁のピンチを背負いながらも無失点で切り抜けた。しかしイニングをまたいだ七回、1死二塁から宮崎に適時二塁打を浴び、続く筒香には右翼席へリードを広げられる2ランを被弾した。

 ここで岡田監督がベンチを出て交代を告げた。厳しい表情で降板した助っ人右腕はベンチに座ると、思わずグラブをたたきつけて悔しさをにじませた。

 指揮官はこの試合から先発で結果を残してきた右腕をブルペンに入れた。もともとリリーバーとして獲得した選手で適性は十分だった。本人も「本当にチームを支えるだけなので。自分のできることをしっかりやりたい」と力を込めていたが、思わぬ結果となってしまった。

 この日は先発の西勇も三回途中5失点と炎上。打線が何とか反撃して1点差まで迫っていた中での痛すぎる大量失点となった。最終的に阪神は敗れ連勝が5でストップ。首位・巨人とのゲーム差は「3」に広がってしまった。