「ソフトバンク4-0オリックス」(20日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクが連敗を2で止め、優勝へのマジックを「4」に減らした。 二回に周東の適時二塁打で先制したソフトバンク。三回には先頭の今宮が「先頭バッターとして出塁することだけ考…

 「ソフトバンク4-0オリックス」(20日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが連敗を2で止め、優勝へのマジックを「4」に減らした。

 二回に周東の適時二塁打で先制したソフトバンク。三回には先頭の今宮が「先頭バッターとして出塁することだけ考えてました」と左翼へ6号ソロを放ち、リードを広げた。そして八回には栗原が右翼席へ17号ダメ押し2ラン。ベンチの小久保監督も満面の笑みを浮かべて出迎えた。

 投げては先発の有原が初回に1死一、三塁のピンチを背負うも、西川、紅林を連続三振に仕留めて先制を許さなかった。以降は安定感揺るぎないピッチングでスコアボードにゼロを刻み続けた。

 8回を2安打無失点に抑えてハーラートップタイの13勝目。負の連鎖を断ち切るピッチングで、悲願のVへ勢いを加速させた。

 有原はお立ち台で「きょうは本当によかったと思います。何よりチームが勝って良かったです」と語った。「きょうは大事な試合なので1イニングでも多く」と明かし、八回終了後には「ナイスピッチングって言ってくれました」とはにかんでいた。13勝目には「次の試合のことしか考えていないので。優勝に向かって頑張っていきます」と力を込めた。