「広島-巨人」(20日、マツダスタジアム) 広島の大瀬良大地投手(33)が突如乱れ、三回に一挙4点を失った。 両軍無得点の三回だ。簡単に2死を奪うも、丸に中前打、盗塁を許し、浅野には2ストライクから四球。2死一、二塁となり吉川に左翼へ先制…

 「広島-巨人」(20日、マツダスタジアム)

 広島の大瀬良大地投手(33)が突如乱れ、三回に一挙4点を失った。

 両軍無得点の三回だ。簡単に2死を奪うも、丸に中前打、盗塁を許し、浅野には2ストライクから四球。2死一、二塁となり吉川に左翼へ先制の2点適時二塁打を浴びた。

 続く岡本和には真ん中高めの144キロ直球を完璧に捉えられ、中越えの26号2ランを被弾。マウンド上で立ち尽くすしかなかった。本拠地のスタンドも静まりかえった。

 大瀬良は前回13日・阪神戦でも五回途中5失点(自責点4)で降板。9月は3勝13敗で、現在3連敗中と失速するチームを救うべく先発したが、厳しい現実が待っていた。