パリ五輪のフェンシング男子フルーレ団体で金メダルに輝いた敷根崇裕選手ら大分県ゆかりの3選手が20日、佐藤樹一郎知事を表敬訪問し、メダリストとなった喜びを報告した。 ほかに訪れたのはフェンシング女子サーブル団体で銅メダルの江村美咲選手と、女…

 パリ五輪のフェンシング男子フルーレ団体で金メダルに輝いた敷根崇裕選手ら大分県ゆかりの3選手が20日、佐藤樹一郎知事を表敬訪問し、メダリストとなった喜びを報告した。

 ほかに訪れたのはフェンシング女子サーブル団体で銅メダルの江村美咲選手と、女子フルーレ団体で銅メダルの上野優佳選手。県職員らの拍手の中を歩き、知事が待つ貴賓室に入った。

 大分市出身の敷根選手は「振り返ってみると納得いかないプレーもあった。今回の結果に満足せず、4年後は個人、団体とも金メダルを目指したい」と話した。

 開会式の旗手も務めた江村選手も大分市出身。「(旗手は)やってみると楽しかった」と笑顔を見せた。「大分では合宿を毎年させてもらっており、メダルを持ってごあいさつにうかがえたのはうれしい」。日田市生まれで別府市で育ったという上野選手も「大分県のみなさんには日頃からお世話になっている。メダルを持って帰れて本当にうれしい。4年後は個人、団体ともしっかりメダルを持って帰りたい」と決意をにじませた。

 佐藤知事は「引き続き頂点に立ち続けてほしい」と激励した。

 県はこの3選手と、セーリングの混合470級で銀メダルを獲得した大分市出身の岡田奎樹選手に県民表彰を贈ると決めた。21日にフェンシング3選手の表彰式があり、岡田選手の表彰式も12月に予定している。(徳山徹)