左ふくらはぎの張りで60日間の負傷者リスト(IL)入りしているメッツ千賀滉大投手(31)が、メジャー復帰前の最終調整として今週末のマイナー3Aの試合で登板する見込みとなった。18日(日本時間19日)、MLB公式サイトなどが伝えた。1イニング…

左ふくらはぎの張りで60日間の負傷者リスト(IL)入りしているメッツ千賀滉大投手(31)が、メジャー復帰前の最終調整として今週末のマイナー3Aの試合で登板する見込みとなった。18日(日本時間19日)、MLB公式サイトなどが伝えた。1イニングのみの登板を予定しているという。

本拠地シティフィールドで取材に応じた千賀は、今季中のメジャー復帰の可能性に「中途半端な状態で戻って、チームの勝ち負けに直結するような試合がたくさんある中で、変なパフォーマンスはできないので、しっかり準備した状態ができたら、そう(メジャー復帰)なるのかなと思います」と話した。

チームはこの日のナショナルズ戦に勝利し、ワイルドカード3位でポストシーズン進出圏内だが、進出圏外の4位ブレーブスとの差はわずか2ゲーム。千賀は最短で25日に復帰可能で、チームは24~26日にブレーブスと対戦する。

この状況下でチームに戻りたいかと問われた千賀は「チームの状況も良いですし、ロッカーで見ていてもすごくみんな良い雰囲気で野球をやっているので、強いチームの雰囲気だなとすごく感じる。とても入りたいなという気持ちはありますけど、やっぱり中途半端に帰ってその雰囲気を壊すことだけは僕の中で考えていないので、とにかくチームが勝つために、チームの力になるためにやりたいなと考えています」と話した。

千賀はメジャー2年目の今季、キャンプ中に右肩の張りが判明し、開幕からIL入り。7月26日のブレーブス戦で復帰し6回途中2失点と好投したが、左ふくらはぎを痛めて緊急降板して再びIL入り。シーズン中の復帰は絶望的とされていたが8月下旬にキャッチボールを再開し、今月4日にブルペン入り。前日17日はブルペン投球と守備練習を行った。