「巨人2-2DeNA」(18日、東京ドーム) 巨人が十二回表のDeNAの攻撃を無失点に抑え、この試合の引き分け以上が確定。DeNAの自力優勝の可能性が消滅する形となり、優勝へのマジック9が点灯した。 残り試合、DeNAが巨人に全勝しても、…

 「巨人2-2DeNA」(18日、東京ドーム)

 巨人が十二回表のDeNAの攻撃を無失点に抑え、この試合の引き分け以上が確定。DeNAの自力優勝の可能性が消滅する形となり、優勝へのマジック9が点灯した。

 残り試合、DeNAが巨人に全勝しても、巨人が他球団に全勝すれば勝率で上回る可能性がなくなるため。試合では八回にバルドナードが大乱調で勝ち越しの1点を献上したが、直後に岸田の二ゴロ間に三塁走者の岡本和がヘッドスライディングでホームを陥れた。

 九回は大勢、十回は泉、十一回は平内、十二回は高梨とつなぎ、DeNAに反撃を許さなかった。高梨が三者凡退に仕留めると、阿部監督はベンチで吠え、スタンドのファンからは大歓声がわき起こった。

 延長十二回はサヨナラの好機を作るも、最後はオコエが空振り三振に終わりドロー。5連勝の2位・阪神は1・5ゲーム差に詰め寄る形になった。