<中日3-8阪神>◇18日◇バンテリンドーム阪神が敵地で難敵を相手に勝利した。今季4度目の5連勝で70勝に到達した。終わってみれば15安打8得点の大勝だった。相手先発高橋宏は試合前時点で、今季のバンテリンドームでは8勝1敗、防御率0・57を…

<中日3-8阪神>◇18日◇バンテリンドーム

阪神が敵地で難敵を相手に勝利した。今季4度目の5連勝で70勝に到達した。終わってみれば15安打8得点の大勝だった。

相手先発高橋宏は試合前時点で、今季のバンテリンドームでは8勝1敗、防御率0・57を誇っていた。その壁を壊した。2回1死二塁。前川右京外野手(21)が中前適時打で先制。これが決勝点となった。前川は3試合連続で決勝打点を挙げた。

4回1死一、三塁では木浪聖也内野手(30)の内野ゴロの間に1点追加。さらにチャンスで先発村上頌樹投手(26)自ら適時打を放ち、3点目を挙げた。前回3日の甲子園での中日戦でも高橋宏から3得点。1点差の7回にも大山悠輔内野手(29)の内野ゴロの間に4点目を奪った。9回には4点追加。防御率1点台の右腕に2試合続けて黒星をつけた。

村上は5回2失点で粘った。3回まではパーフェクト投球。4回に2点を失うもリードを守った。今季の投球回をキャリアハイの149回1/3とし7勝目をマーク。6回以降は継投で逃げ切った。

19日は移動日。チームは20日からのDeNA2連戦に備え、横浜に移動する。残り9試合。22日からは巨人との直接対決も控える。1歩も引くことなく残り試合を戦う。