来季の戦力構想から外れた中日中島宏之内野手(42)が17日、ナゴヤ球場で現役続行への思いを自ら口にした。「やれるまでとりあえずやりきろうという思い。どっか(他球団が)やるか、と言うてくれるんやったら、続けてやりたい」。25年目となる来季に向…

来季の戦力構想から外れた中日中島宏之内野手(42)が17日、ナゴヤ球場で現役続行への思いを自ら口にした。

「やれるまでとりあえずやりきろうという思い。どっか(他球団が)やるか、と言うてくれるんやったら、続けてやりたい」。25年目となる来季に向けて意欲を示した。

中島は巨人を戦力外になって今季から中日に加入。代打の切り札を期待されたが、4月19日に「右第5中手骨骨膜損傷」で出場選手登録を抹消。シーズン序盤での故障も響き、1軍では15試合の出場で無安打に終わった。2軍では今後をにらんで実戦出場を継続中。今回の2軍広島遠征は居残り調整となったが、20日からの大阪でのウエスタン・リーグ、オリックス3連戦には同行する。「若い子らと一緒になって、わあっとやってる中で、そういうふう(現役引退)とは思わんかった。別に今、どっか痛いとかそんなんはない。(骨が)折れたところは、結構いい感じに振ったり使えるかなってぐらい」。通算1928安打のベテランは今季終了までバットを置くことなく、来季へのオファーを待ち続ける。【伊東大介】