<ブレーブス0-9ドジャース>◇16日(日本時間17日)◇トゥルーイストパークドジャースが4安打で9得点を挙げ、ブレーブスに快勝し、4連戦のシリーズを2勝2敗で終えた。3回にブ軍の左腕フリードの暴投から1点先制すると、5回無死二塁からロハス…

<ブレーブス0-9ドジャース>◇16日(日本時間17日)◇トゥルーイストパーク

ドジャースが4安打で9得点を挙げ、ブレーブスに快勝し、4連戦のシリーズを2勝2敗で終えた。

3回にブ軍の左腕フリードの暴投から1点先制すると、5回無死二塁からロハスの適時打、さらに1死一、三塁から大谷翔平投手(30)の遊ゴロの間にリードを広げ、効果的に追加点を奪った。

7回、連続四球から1死満塁のチャンスを作り、大谷の二ゴロの間に三塁走者が生還し、1点追加すると、2番ベッツの犠飛、4番フリーマンの3ランで試合は決まった。

先発の山本由伸投手(26)は、4回4安打無失点。再三のピンチをしのぎ、味方の守備にも助けられた。3回無死一塁から2番ソレアに中越えの二塁打を浴びたが、中堅手エドマンから二塁手E・ヘルナンデスに中継され、正確なホーム返球で一塁走者をタッチアウトとした。

ロバーツ監督は難しい体勢から完璧な中継プレーで失点を防いだヘルナンデスについて「素晴らしいスローイングだった。あれが、ゲームの流れを変えた」とたたえた。

また、打線はチャンスで確実に得点を重ね、4安打で9得点。4連戦の今シリーズを2連敗から2連勝で巻き返し、「それは大事なこと。勝つことがもちろん大事でもあるが、どうやって勝つか、どう戦うか。この2試合は、どっちに転んでもおかしくなかった。だが、我々は粘って、必要な時にヒットも四球も奪った。小さなことで、試合の均衡を破っている」と、投打の粘りに目を細めた。