バスケB1長崎ヴェルカの新本拠、長崎市幸町のハピネスアリーナで14日、初めての試合となるプレシーズンゲームが行われた。アリーナを含む大型複合施設、長崎スタジアムシティ(10月14日全面開業)での初めての本格イベント。長崎は強豪の琉球ゴール…
バスケB1長崎ヴェルカの新本拠、長崎市幸町のハピネスアリーナで14日、初めての試合となるプレシーズンゲームが行われた。アリーナを含む大型複合施設、長崎スタジアムシティ(10月14日全面開業)での初めての本格イベント。長崎は強豪の琉球ゴールデンキングス相手に力強いプレーをみせ、約5300人の観客が真新しい会場に大歓声を響かせた。
この日のチケットは完売。午前11時半に開場すると、新しいホームで新メンバーが行う試合を待ち望んでいたファンが一斉に入場し、大型ビジョンやすり鉢状にコートを取り囲む客席を目にして息をのんだり、背景にして写真を撮ったりした。
この日はチアダンスチームの出演がないなど演出は控えめだったが、プレーは白熱。新加入のマーク・スミスをはじめ川真田紘也、山口颯斗らも持ち味を発揮して第2クオーター(Q)までは琉球を大きくリードした。3、4Qは琉球が地力を見せ逆転されたが、長崎も最後まで粘り、78―79の接戦で初試合を終えた。
モーディ・マオールHCは「選手たちの勝ちたいという意欲がよく見えた。勝つためにチームが何をしなければいけないかも見えた」と振り返った。(寿柳聡)