<阪神-ヤクルト>◇16日◇甲子園大の阪神ファンで知られるフリーアナウンサーの有働由美子(55)が始球式を務めた。同戦は「J:COM 超速ネット光デー」として開催され、胸に「J:COM」と入ったタテジマユニホームで登場。名前が呼ばれると、球…

<阪神-ヤクルト>◇16日◇甲子園

大の阪神ファンで知られるフリーアナウンサーの有働由美子(55)が始球式を務めた。

同戦は「J:COM 超速ネット光デー」として開催され、胸に「J:COM」と入ったタテジマユニホームで登場。名前が呼ばれると、球場からは大きな歓声と拍手が起こった。

マウンドからは大きく振りかぶり、ノーバウンド投球を披露。笑顔を見せながら、球場中の虎党に深々とあいさつした。

22年6月の日本ハム戦以来、2度目の始球式。「85点くらいですかね」と振り返った。室内練習場で投球練習している際には、試合前に調整する原口と遭遇。「原口さんがバーっと来てくださって『滑るから気をつけてください』っていうのと『(ボールを)上で手離す』って言われていたので、投げる時に『上で手離す!』って言いながら投げたら届きました。原口さんのおかげです」と感謝した。

背番号は甲子園100周年に合わせ100。「阪神園芸さん いつもありがとう」と刺しゅうを入れていた。「東京に住んでいるのでテレビとか虎テレさんで見ることが多い。そうするとCMの間も映してくれて。阪神園芸さんのトンボのかけ方とか、このところすごい雨の中、どうしたら試合できるねん、って中でもやってくれているのを見ていて。前回もそうだったけど、選手にごあいさつよりかは、阪神園芸さんに差し入れを持っていって。今回も感謝を伝えたいと思って。東京ばな奈とか東京の濃いやつを入れ込みました」と明かした。

前回始球式を行った際には「今日が私の結婚式」と、特別な感情をユニークに表現していた。この日は「銀婚式くらい」と照れ笑い。「金婚式(=もう1度始球式)くらい、10年後くらいにやるんちゃうかなって…。ずうずうしいですかね」と“再登板”にも意欲を見せた。

その他の有働アナの一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-阪神は9月絶好調

「森下選手の空気作る感じが。去年もバラエティー番組でご一緒したんですけど、その時も10秒くらいでスタジオの空気をつかんで結果持っていくっていうか。それがデッドボール1回目の肩に当たった時、甲子園がちょっとヤバイ感じになる時も、それさえも『騒がんでええよ』みたいな立ち上がりをしていた感じがして。森下選手の空気をつかむ感じが、ここからは大きいかなと」

-番組共演した大竹、坂本の2人が今日バッテリーを組む

「ねえ。もうなんか、全然岡田さん見てはらへんって。本当そんな関係ないと思うんですけど。坂本さんにも『あっ』って手を振っておきました」

-監督とお話は

「いえ、先ほどベンチの前でアイコンタクトしていただいたので。『News zero』の最後の時に、『誰でも好きな人と会っていい』っていうので、岡田監督にインタビューを、日本シリーズ前だったんですけど控室でさせていただいて。その時も落ち着いて聞こうと思ったんですけど、やっぱり85年の岡田さんを知っているから。ユニホームで来られたら『岡田~!』みたいになって。ニュースキャスターで行っているのにアホの子みたいだったんで。今日もユニホームを着てたので、しゃべるとか、そんなんもう。90度のお辞儀しかできませんでした。

-虎カラーにした爪からも気合を感じる

「はい、もう。55にもなって1人だと、阪神で時間を埋めるのと仕事するしかないです。年間140になると、本当に今後認知症のこととか考えると100(歳)までのお付き合いになると思うので。80ぐらいでもう1回ぐらい投げられるチャンスがあることを願って、東京でキャッチボールはしておこうと思います」

-前回は背番号0

「甲子園100周年で岡田さんの80にしようかなと思ったんですけど、やっぱり阪神園芸さんあっての甲子園球場やし、阪神やなと思ったので」