サッカーを通じて、在住外国人と日本人の親子の交流を図る教室が15日、三重県伊賀市小田町の上野運動公園競技場であり、約40人が参加した。 同市には44カ国の約6千人の外国人が住み、自治体に占める人口比は県内で2番目に多い約7%を占める。教室…

 サッカーを通じて、在住外国人と日本人の親子の交流を図る教室が15日、三重県伊賀市小田町の上野運動公園競技場であり、約40人が参加した。

 同市には44カ国の約6千人の外国人が住み、自治体に占める人口比は県内で2番目に多い約7%を占める。教室は、なでしこリーグの「伊賀FCくノ一三重」が国際協力機構(JICA)三重デスクや市国際交流協会とともにホーム試合の前に開いた。

 インド、ペルー、ブラジル、日本の4カ国の市民らが参加。「くノ一」の選手の指導のもと、2人一組で一つのフラフープに入ってボールを扱ったり、試合を楽しんだりした。JICA担当者は「自然と会話が生まれるメニューだった。言葉ができなくても、ボールで通じ合えた。今後も開きたい」と話した。(小西孝司)