ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で掛布氏推薦3プレーから選出 阪神・高橋遥人投手が2021年以来3年ぶりに飾った勝利が、8月度のDIDアワードを受賞した。ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では毎月「DID …

ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で掛布氏推薦3プレーから選出

 阪神・高橋遥人投手が2021年以来3年ぶりに飾った勝利が、8月度のDIDアワードを受賞した。ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選定して表彰。15日の配信でファン投票の結果が明らかになり、8月11日の広島戦で挙げた1025日ぶりの白星が計999票を集め、トップとなった。

 高橋はプロ4年目の2021年オフに左肘のクリーニング手術を受けると、2022年には左肘の内側側副靱帯を修復するトミー・ジョン手術、さらに翌年には左肩を手術するなど怪我に泣かされた。ようやく1軍マウンドに戻ったのが今年8月11日の広島戦。5回を投げて4安打7奪三振無失点と力投し、2021年10月21日の中日戦以来となる1025日ぶりの勝利を飾った。

 DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏は、8月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーとして、28歳左腕の復帰登板をノミネート。この日の投球について「足を上げてからボールを離すまで時間がある。すごく打者に近いところでボールを離すので、スピードガン以上にストレートの速さを打者は感じる」と話し、「高橋遥人は高橋遥人だった」と絶賛していた。

 阪神は現在、セ・リーグ2連覇に向けて熾烈な首位争いの真っ只中にいる。その中で高橋の戦列復帰は大きな朗報。受賞決定を伝える動画内で、掛布氏は「高橋投手、おめでとうございます。あなたの球持ちのいい素晴らしいストレート、投げ続けて下さい」とエールを送った。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームから最もファンを沸かせたプレーに贈られる賞で、掛布氏が選んだ3つのノミネートプレーの中から、ファンが番組公式X(旧ツイッター)や応募フォームから投票し、受賞プレーが決まる。高橋の1025日ぶり勝利は、全投票のおよそ8割となる計999票だった。

 その他には、8月20日のヤクルト戦・才木浩人投手のプロ初2桁勝利(88票)、8月21日のヤクルト戦・佐藤輝明内野手の新人から4年連続2桁本塁打達成(114票)がノミネートされていた。(Full-Count編集部)