「SOMPO・WEリーグ、日テレ東京V0-2三菱重工浦和」(15日、味の素フィールド西が丘) 17歳のMF藤崎智子が、プロデビュー戦で貴重な追加点となる初ゴールを記録。3連覇を目指す三菱重工浦和が、最高のスタートを切った。 前半12分には…

 「SOMPO・WEリーグ、日テレ東京V0-2三菱重工浦和」(15日、味の素フィールド西が丘)

 17歳のMF藤崎智子が、プロデビュー戦で貴重な追加点となる初ゴールを記録。3連覇を目指す三菱重工浦和が、最高のスタートを切った。

 前半12分には自らも絡んだ形でFW島田の先制点を演出。そして後半7分にはゴール前で右足のシュートをGKにブロックされるが、こぼれ球を左足で押し込んでチームにとっても大きな追加点を挙げた。

 デビュー戦でスタメン出場を果たした藤崎は「緊張はしたけど、それよりもワクワクしていた。自分のことを知ってもらうために結果を出したいという気持ちの方が大きかった」と話した。

 浦和では、なでしこジャパンの主力で昨季得点王のMF清家貴子がオフにイングランドのブライトンへ移籍。清家を目標の選手とした藤崎は「その代わりというか、清家選手以上のプレーヤーになりたいと思ってやっている」と今後への意気込みを示した。

 開幕戦を視察した、リーグの次期副理事長に内定した日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は「新しいパワーとかエネルギーは、たくさんの人にとって魅力的にも映ると思う。デビュー戦で結果につながったのは彼女もうれしいと思うし、今後も見守っていきたい」と話していた。