「阪神-ヤクルト」(15日、甲子園球場) 阪神・ビーズリーは6回2安打1失点、自己最多タイの9奪三振と好投した。試合前まで今季はヤクルト戦3戦3勝、防御率1・06をマークしていた“ツバメキラー”が本領を発揮した。 初回2死三塁から暴投で1…

 「阪神-ヤクルト」(15日、甲子園球場)

 阪神・ビーズリーは6回2安打1失点、自己最多タイの9奪三振と好投した。試合前まで今季はヤクルト戦3戦3勝、防御率1・06をマークしていた“ツバメキラー”が本領を発揮した。

 初回2死三塁から暴投で1点を失ったが、二回以降はヤクルト打線を寄せ付けない。三回1死から岩田、サンタナ、村上、オスナ、長岡と圧巻の5者連続三振を奪った。

 2-1の六回は無死二塁のピンチを迎えたが、サンタナを空振り三振、村上は一ゴロ、オスナも遊ゴロに打ち取り、リードを守った。

 試合開始時、甲子園の気温は30度。蒸し暑い中、「僕が住んでいるところ(米ジョージア州)はこれよりも暑い。40度近くで、湿度も日本と変わらない。向こうの方が暑かったかもしれない」と話していた助っ人が97球の熱投を演じた。