「広島-DeNA」(15日、マツダスタジアム) 6連敗中の広島が初回に4点の先制に成功した。小園海斗内野手が先制適時二塁打を放つなどした。プロ初登板初先発のドラフト1位・常広羽也斗投手(青学大)を強力援護した。 常広は初回に2死から連打を…

 「広島-DeNA」(15日、マツダスタジアム)

 6連敗中の広島が初回に4点の先制に成功した。小園海斗内野手が先制適時二塁打を放つなどした。プロ初登板初先発のドラフト1位・常広羽也斗投手(青学大)を強力援護した。

 常広は初回に2死から連打を許し、2死二、三塁のピンチを招くも、宮崎をフォークで見逃し三振に斬った。初回の最速は153キロ。スタンドからはストライクを取る度にカープファンから大きな歓声が上がった。

 その裏に打線が奮起。2死一、二塁から小園が右中間に抜ける先制の2点適時二塁打。小園は一塁ベースを回ったところで、一塁手・オースティンと交錯し、一塁止まりになっていたが、守備妨害が求められて二塁打となった。

 さらにこれだけでは手を緩めず、2死二、三塁から7番・末包も左前への適時打を放った。菊池にも適時打が生まれ、4得点を奪った。