「オリックス1-10ソフトバンク」(14日、京セラドーム大阪) オリックスは今季5度目の4連敗を喫し、3カード連続の負け越しとなった。 前夜、4選手が負傷交代という悲劇的な事態があり、野手では若月と広岡が脳しんとうで特例抹消。野口、福永を…

 「オリックス1-10ソフトバンク」(14日、京セラドーム大阪)

 オリックスは今季5度目の4連敗を喫し、3カード連続の負け越しとなった。

 前夜、4選手が負傷交代という悲劇的な事態があり、野手では若月と広岡が脳しんとうで特例抹消。野口、福永を昇格させ、即先発で起用した。6番にはプロ初先発となった2年目の内藤をDHに据えたが、打線は四回までモイネロの前に無安打に抑え込まれた。

 投手陣は中盤に崩壊した。先発のカスティーヨが1点ビハインドの五回に甲斐、栗原、山川にタイムリーを許し、一挙5点を奪われて途中降板。続く六回には2番手・鈴木が4失点を喫し、この時点で10点差となってしまった。

 ただ、明るい材料もあった。今季初昇格した山岡が1軍の公式戦では341日ぶりに登板。スタンドからは大きな拍手と歓声が起こった。七回から登板し、近藤を二ゴロ、正木を遊ゴロ、最後に相対した柳町は宝刀・スライダーで見逃し三振に仕留めた。