「東京六大学野球、立大5-4慶大」(14日、神宮球場) 慶大は秋季リーグ初戦でサヨナラ負けした。4-4の延長十一回、3番手で六回からマウンドに上がった渡辺和大投手(2年・高松商)が2死一、二塁で中前にサヨナラタイムリーを浴びた。 西武、巨…

 「東京六大学野球、立大5-4慶大」(14日、神宮球場)

 慶大は秋季リーグ初戦でサヨナラ負けした。4-4の延長十一回、3番手で六回からマウンドに上がった渡辺和大投手(2年・高松商)が2死一、二塁で中前にサヨナラタイムリーを浴びた。

 西武、巨人などで活躍した清原和博氏の長男で、12日にプロ志望届を提出した清原正吾内野手(4年・慶応)は「4番・一塁」で先発出場し、5打数無安打に終わった。

 清原にとって学生最後のリーグ戦で、父・和博氏もスタンドから見守っていた。二回の第1打席。先頭打者として打席に入ると、スタンドから大きな拍手がわき上がった。初球をたたき、センターへ抜けようかという当たりだったが、あらかじめ二塁ベース後方で守っていた二塁手正面へのゴロとなった。

 四回の第2打席では、0-2からの3球目をフルスイング、左翼への大きな飛球となったが、後退した左翼手のグラブに収まった。

 2-4の六回1死二塁で迎えた第3打席は、初球にバットを当てるだけの二ゴロ。4-4の八回1死一塁の第4打席と、延長十一回先頭の第5打席はいずれも空振り三振に倒れた。