「エンゼルス3-5アストロズ」(14日、アナハイム) アストロズの菊池雄星投手が先発し、7回85球を投げ、3安打3失点6三振で9勝目。7月末にアストロズに移籍してから無傷の5連勝で、2年連続の2桁勝利に王手をかけた。アストロズで登板した8…

 「エンゼルス3-5アストロズ」(14日、アナハイム)

 アストロズの菊池雄星投手が先発し、7回85球を投げ、3安打3失点6三振で9勝目。7月末にアストロズに移籍してから無傷の5連勝で、2年連続の2桁勝利に王手をかけた。アストロズで登板した8試合はチームは全勝となった。

 今季30試合目となる先発マウンドに上がった菊池は初回、二塁に走者を許すも、後続を打ち取ると、二回は三者凡退と上々の立ち上がりを見せた。

 しかし、4点のリードをもらった三回に突如、制球を乱して無死から連続四球。この後、1死二、三塁から二ゴロの間に1点を許すと、続くシャヌエルに左前適時打を浴びて、この回わずか1安打で2点を失った。

 続く四回にも2死から、モニアックを追い込みながら153キロ速球を右翼席へのソロアーチを被弾した。

 それでも五回に、六回は三者凡退。七回も、前の打席で本塁打を浴びたモニアックでスライダーで空振りの三振を奪うなど、この回も3人で片付けてリードを守った。

 打線は二回に相手先発の乱調につけこみ、押し出し四球と犠牲フライで2点を先制。続く三回にはブレグマンの2ランでリードを広げた。

 しかし、その後は毎回走者を出すものの、3併殺打と拙攻続き。ようやく九回にアルバレスのソロアーチで貴重な1点を奪った。