「ヤクルト-巨人」(13日、神宮球場) ヤクルト・村上宗隆内野手が、今季限りでの現役引退を発表した師匠・青木へ感謝の一発を放った。直近4試合で3発目となる26号3ランになった。 初回だ。1死一、二塁で打席を迎えると、カウント1-1からの3…

 「ヤクルト-巨人」(13日、神宮球場)

 ヤクルト・村上宗隆内野手が、今季限りでの現役引退を発表した師匠・青木へ感謝の一発を放った。直近4試合で3発目となる26号3ランになった。

 初回だ。1死一、二塁で打席を迎えると、カウント1-1からの3球目を完璧に捉えた。打球はバックスクリーン左を悠々と越えていった。

 この日、都内の球団事務所では師匠・青木が現役引退会見を臨んだ。花束贈呈で会見場に姿を見せた村上は会場に入るやいなや、目を真っ赤に充血させて何度も手で顔を覆った。止まらなかった涙。「たくさん迷惑かけたりしましたけど、本当にいまこうして、いい野球人生を歩めたりいい人生を歩めたりしているのは、本当にノリさんに出会ったおかげですし、本当に感謝していますし。泣くつもりなかったんですけど、申し訳ないです」と話していた。