「イースタン、楽天5-5日本ハム」(13日、森林どりスタジアム泉) 楽天・田中将大投手が2軍戦に先発し、7回98球で3失点(自責2)だった。「初回は相手にうまく打たれて、よーいどんで失点してしまったんですけど、ボールの使い方とかをうまく変…

 「イースタン、楽天5-5日本ハム」(13日、森林どりスタジアム泉)

 楽天・田中将大投手が2軍戦に先発し、7回98球で3失点(自責2)だった。「初回は相手にうまく打たれて、よーいどんで失点してしまったんですけど、ボールの使い方とかをうまく変えながら立て直せた」と振り返った。

 初回は2本のヒットでピンチを招くと野村に先制の犠飛を許す。二回以降は手応えのあった直球とスライダーを軸に、走者を出しながらも粘りの投球。味方のエラーもあった中で踏ん張った。

 前回までは“リハビリ登板”として、イニングや球数に制限を設けてきた中で、この日の登板は無制限。「(緊張感は)一番ありましたね」と心境の違いを明かし「ゲームレベルで問題なく投げられてるのは自分にとっていいこと」と収穫を口にした。

 この日は1軍戦がなかったこともあり、今江監督、青山1軍投手コーチも視察に訪れた。青山コーチは「よかったと思う。7回を投げたこと、100球近く投げたこと。四球がなかったことはいい材料」と評価。次回登板、1軍復帰については「頑張ってるピッチャーもいるので慎重に進めていけたら」と話すにとどめた。

 田中将自身は「どうなるか分からないけど、呼ばれるようにと思ってやっている。少しでもいい感覚で投げられるようにやるだけかな」と語った。