東京六大学野球の慶大・清原正吾内野手(4年・慶応)が12日、同大学グラウンドで練習後、プロ志望届を提出したことを明かした。西武、巨人などで活躍し、プロ通算525本塁打を誇る父・和博氏(57)ら家族とも相談して決断。14日に開幕する秋季リー…

 東京六大学野球の慶大・清原正吾内野手(4年・慶応)が12日、同大学グラウンドで練習後、プロ志望届を提出したことを明かした。西武、巨人などで活躍し、プロ通算525本塁打を誇る父・和博氏(57)ら家族とも相談して決断。14日に開幕する秋季リーグ戦を前に強い決意を口にした。

  ◇  ◇

 -父が一番、プロの厳しさを知っている。

 「僕自身も小さい頃、現役で父親がプレーしてて、プロの厳しさは分かっているつもりではあります。打てない日もあれば打てる日もある。気性の上げ下げは少なからず感じてきました」

 -反対にプロ野球の素晴らしさは。

 「やっぱり父親がダイヤモンドを一周する姿っていうのは華がありますし、ちっちゃい頃から見ていた景色だったので、憧れ、目標っていうのは常にありました」

 -育成指名があった場合は考えているか。

 「(選択肢を)どこまで広げるかっていうところは、監督と家族とちゃんと話し合いたい。とりあえずは、この秋のシーズンが勝負だと思っているので、そこに集中したい。もし評価してくださる球団がいるのであれば真剣に考えたいなと」

 -弟・勝児選手(慶応)から言葉は。

 「『正吾の人生がどうであれ、俺は全力で応援する』って言ってくれて。ちょっとウルっと来ました(笑)。本当に自慢の大好きな弟です」