「阪神(降雨中止)DeNA」(12日、甲子園球場) DeNA・三浦大輔監督(50)は12日、阪神戦(甲子園)がゲリラ豪雨で中止となり「自然には逆らえないので仕方ない。プラスに捉えて明日に備えたい」とつとめて冷静に話した。前夜は3位・阪神に…

 「阪神(降雨中止)DeNA」(12日、甲子園球場)

 DeNA・三浦大輔監督(50)は12日、阪神戦(甲子園)がゲリラ豪雨で中止となり「自然には逆らえないので仕方ない。プラスに捉えて明日に備えたい」とつとめて冷静に話した。前夜は3位・阪神に競り勝ち、直接対決は1勝1敗。上昇ムードでこの日を迎えたが、チームは7連戦中で13日は横浜スタジアムで中日戦が控えるだけに、いい休養日と受け止めた。

 けたたましい雷鳴が響き、一時は甲子園のバス駐車場も水没。思わぬ水入りとなった。だが、三浦監督は左ふくらはぎを痛め、10日から2戦連続欠場した1番・梶原がスタメン予定だったことを明かし「けが明けですから、いいコンディションの中でやる方が良かった」と恵みの雨を強調。選手の多くはこの日のうちに帰横し、翌日の移動試合を“回避”した。

 試合の振り替え日は未定だが、両軍ともに試合予定のない24日あるいは30日に開催される可能性が高い。いずれにせよ、DeNAは前者なら10連戦、後者なら8連戦と過密日程となる。それでも指揮官は「プラスに考える。プロですから」と淡々と受け入れ、目の前の試合を戦い抜く覚悟だ。