千葉市を拠点に活動する男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)のアルティーリ千葉が検討を進めている新アリーナの建設について、同市美浜区の県立幕張海浜公園のAブロックが候補地となっていることが、千葉市への取材でわかった。 市は2019年…

 千葉市を拠点に活動する男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)のアルティーリ千葉が検討を進めている新アリーナの建設について、同市美浜区の県立幕張海浜公園のAブロックが候補地となっていることが、千葉市への取材でわかった。

 市は2019年度から同公園のA・B・Cブロックを管理運営している。市によると、6月下旬にチーム側から「候補地となりうるか」と相談があり、10月から敷地内の測量や地質調査を進める方向でチーム側と調整に入っている。

 新アリーナ整備を巡っては、26年から始まる新リーグのトップカテゴリー「Bプレミア」へ参入するために、5千席以上の客席やVIPルーム、大型モニターを備えているといった要件がある。

 チームが現在、本拠地とする千葉ポートアリーナ(同市中央区)は収容数は十分だが、VIP席などの設備が不足。施設の老朽化も課題で、チームと連携協定を結ぶ市は新アリーナ整備に協力する姿勢を示している。(前田基行)