パリ・パラリンピックの車いすテニスの日本代表選手団が9日、大会を終えて羽田空港着の航空機で帰国した。男子シングルスで大会史上最年少18歳3か月で金メダル、男子ダブルスで銀メダルの小田凱人(ときと)は、所属する東海理化の佐藤雅彦副社長ら社員…

 パリ・パラリンピックの車いすテニスの日本代表選手団が9日、大会を終えて羽田空港着の航空機で帰国した。男子シングルスで大会史上最年少18歳3か月で金メダル、男子ダブルスで銀メダルの小田凱人(ときと)は、所属する東海理化の佐藤雅彦副社長ら社員14人に出迎えられた。社員から小田の名が入った横断幕を手に「小田選手、おめでとう!」と声をかけられると、小田は2つのメダルをかんで喜びを表現した。

 女子でシングルスとダブルス2冠の上地結衣(三井住友銀行)、上地と組む女子ダブルスで金メダルの田中愛美(長谷工コーポレーション)、小田と組む男子ダブルスで銀メダルの三木拓也(トヨタ自動車)も、空港に集まった約100人のファンに出迎えられ、笑顔で手を振って応えていた。