<関西学生野球秋季リーグ:立命大6-2関学大>◇8日◇第1節2回戦◇わかさスタジアム京都今春のリーグ戦全敗で11連敗中の立命大は今春王者の関学大に勝利し、今年のリーグ戦初白星を挙げた。今年1月に就任した片山正之監督(67)は12試合目で初白…

<関西学生野球秋季リーグ:立命大6-2関学大>◇8日◇第1節2回戦◇わかさスタジアム京都

今春のリーグ戦全敗で11連敗中の立命大は今春王者の関学大に勝利し、今年のリーグ戦初白星を挙げた。

今年1月に就任した片山正之監督(67)は12試合目で初白星。「勝たなあかん。次は勝ち点取らないと」と語った。

先発の最速150キロ右腕・芝本琳平投手(2年=社)はリーグ戦初先発で6回3安打6四死球4奪三振無失点。ちょうど100球を投じる粘りの投球で勝利に貢献し「立ち上がりが悪かった。なんとか0点で抑えられた」と振り返った。

主将でプロ注目の竹内翔汰外野手(4年=創志学園)は、中犠飛と好走塁での生還。大会前に選手たちへ走塁や小技の意識改革も呼びかけた片山監督は「さすがキャプテン。三塁からの走塁が良かった」とたたえた。

竹内は、片山監督に試合後「遅くなりました」とウイニングボールを渡し、監督は「確かに遅いよね」と笑った。【塚本光】