<ヤクルト5-3阪神>◇8日◇神宮2年目のヤクルト沢井廉投手(24)が、待望のプロ1号を放った。2点リードの3回2死一、二塁。阪神西勇のスライダーを右翼スタンドへ。1年目の昨年10月にみやざきフェニックス・リーグで、長岡との交錯プレーで右膝…

<ヤクルト5-3阪神>◇8日◇神宮

2年目のヤクルト沢井廉投手(24)が、待望のプロ1号を放った。2点リードの3回2死一、二塁。阪神西勇のスライダーを右翼スタンドへ。1年目の昨年10月にみやざきフェニックス・リーグで、長岡との交錯プレーで右膝を負傷。5月に実戦復帰し、8月27日に今季初の1軍昇格したばかり。「トレーナーさんとか、理学療法士さんとかにも恩返しじゃないですけど、まず1本打てたことは良かったのかなと思います」とかみしめた。

リハビリ期間中は90キロ前半あった体重も、知らないうちに3、4キロ減った。ただ、軽くなったことで、体の動きが早くなったことはプラスに転じた。試合前には村上から「思い切っていけ」と助言され、その通りのフルスイング。「より多く、1打席でも早く、本塁打を打てるようにしていきたい」。将来的な本塁打王を目標に掲げた。