<日本ハム4-5オリックス>◇8日◇エスコンフィールド日本ハム新庄剛志監督(52)が「さいこうゆきや」を起用できず、少しだけ悔やんだ。延長10回に登板した柳川が無死満塁の大ピンチを背負ったところで、池田を投入。2死満塁までこぎ着けたが、最後…

<日本ハム4-5オリックス>◇8日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(52)が「さいこうゆきや」を起用できず、少しだけ悔やんだ。

延長10回に登板した柳川が無死満塁の大ピンチを背負ったところで、池田を投入。2死満塁までこぎ着けたが、最後はオリックス西野に決勝の左前適時打を浴びた。

この場面について新庄監督は「ノーアウト満塁で池田君が行って、ツーアウトまでは行くんですよね、不思議と。あそこは斎藤君がおったらね…」と苦笑いした。

斎藤は8月27日楽天戦(エスコンフィールド)で自らの失策などで招いた無死満塁の大ピンチを無失点で切り抜け、両手を突き上げてガッツポーズ(ワイポーズ)。その試合後に新庄監督は「バンザイちゃうやろ~って、みんな大爆笑。両手あげんな! みたいな。吉本(新喜劇)だったら、ずっこけてましたよ」と話し、自身のインスタグラムでも「明日から登録名を さいこう ゆきや に変更させてもらいます」と投稿していた。斎藤は4日ソフトバンク戦でも自ら招いた無死満塁の大ピンチを無失点で抑えていた。

この日の延長10回は、まさに“投手版満塁男”「さいこうゆきや」投入のうってつけの場面だったが、すでに9回に登板済みだった。「もう“さいこう君”が投げちゃっていたから(笑い)。いないかな、もう1回行ってくれ、みたいな。あそこは(無失点で抑えたら)ワイポーズ、OK」とちょっぴり無念そうに振り返ったが、前向きに話せるのも今カードを勝ち越しで終われたから。「連勝は(4で)止まりましたけど、2勝1敗。今の状態なら、最低限の勝ちが取れた」と話した。