<日本ハム-オリックス>◇8日◇エスコンフィールド日本ハム新庄剛志監督(52)が9回に同点打を放った直後に走塁死となった清宮幸太郎内野手(25)のプレーについてフォローした。3点を追う9回に1点差に迫り、1死二、三塁で同点右前適時打を放った…

<日本ハム-オリックス>◇8日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(52)が9回に同点打を放った直後に走塁死となった清宮幸太郎内野手(25)のプレーについてフォローした。

3点を追う9回に1点差に迫り、1死二、三塁で同点右前適時打を放った清宮が一塁を回ったところで、右翼来田からの送球を一塁広岡がカット。広岡が清宮を一、二塁間で挟んでアウトにした。

その後、2死一、三塁となってマルティネスが右飛に倒れて同点止まり。延長10回に勝ち越されて5連勝を逃した。

試合後に新庄監督は清宮の走塁死について「バッターはヒット打って、やった~っていう気持ちで次の塁を狙う気持ちは分かる」と清宮の心情をおもんぱかった。続けて「あそこは(一塁コーチの)代田コーチが(止めなければいけない)。あと1点入ったら(試合はサヨナラ勝利で)もう終わりなんで。早めに『ストップ、ストップ、ストップ』っていう声がけはしないといけなかったですね」と指摘した。

さらに新庄監督は「ああいうケースで、ああいう走塁になる、ああいうボールが来るっていうのは、なかなかないこと。これも経験の1つ」とチーム全体で糧にして今後へ生かす経験値に変えることを求めた。