「ドジャース-ガーディアンズ」(7日、ロサンゼルス) ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が試合前の会見前日の試合で左足に死球を受け、途中交代した4番テオスカー・ヘルナンデス外野手が精密検査で異常がなかったことが判明し、負傷者リスト(IL)に…

 「ドジャース-ガーディアンズ」(7日、ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が試合前の会見前日の試合で左足に死球を受け、途中交代した4番テオスカー・ヘルナンデス外野手が精密検査で異常がなかったことが判明し、負傷者リスト(IL)に入れないことを明言した。

 前夜の試合後は同外野手が左足を動かせない状態を見て、IL入りを示唆していた指揮官。一夜明けたこの日、精密検査の結果を受け、「とてもほっとした。もし骨折していたらシーズンが終わっていたかもしれないし、大きな損失になっていた」と話し、安どの表情を見せた。

 試合前にクラブハウスの中で取材に応じたヘルナンデスは死球を受けた箇所が左足外側だったことを示しながら、検査で異常がなかったことを報告。「昨日よりもずいぶんよくなっている」と満面笑みを見せた。この日と明日の試合を欠場することが決まっており、順調に回復すれば、9日のカブス戦から戦列に復帰する。

 チームの本塁打儀式、ひまわりの種シャワーを担当している。前夜は初回に途中交代し、治療に専念したため、大谷が六回に45号ソロを放った際にはロハスが代役を務めた。「(今夜は)チームやチームメートをサポートしていくよ。だれがホームランを打てば、一番にベンチを出ていくよ」と言って笑いを誘った。

 ヘルナンデスは前日まで大谷と同じチーム最多の138試合に出場し、打率・266、28本塁打、87打点、OPS・819をマーク。不動の4番として随所で勝負強さを発揮し、本塁打と打点は大谷に次いでチーム2番目の成績を残している。