パリ・パラリンピック第11日の7日、車いすテニスの男子シングルスで第2シードの小田凱人(ときと)選手(18)=東海理化=が、世界ランキング1位で第1シードのアルフィー・ヒューエット選手(英国)を6―2、4―6、7―5で破り、金メダルを獲得…
パリ・パラリンピック第11日の7日、車いすテニスの男子シングルスで第2シードの小田凱人(ときと)選手(18)=東海理化=が、世界ランキング1位で第1シードのアルフィー・ヒューエット選手(英国)を6―2、4―6、7―5で破り、金メダルを獲得しました。
「車いすテニスをもっと有名にして、子どもたちのヒーローになりたい」と語る18歳が、この種目の日本男子としては国枝慎吾さん以来、2人目の頂点に立ちました。
勝利の瞬間、小田選手は車いすの車輪を外してコートに横たわり、ヒューエット選手が近づき、勝利をたたえました。小田選手は勝利後のインタビューで叫びました。
「やばい、かっこよすぎる俺」
「今日勝ったことで確定したことがある。俺はこのために生まれてきた。ここで優勝するために、金メダルを取るために生まれてきました」