覚醒中の清宮が自己新の15試合連続を放った(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 日本ハムは9月7日にエスコンフィールドで行われたオリックス戦に5‐1で勝利した。4連勝を飾り、新庄剛志監督政権下では最多の貯金「15」…

覚醒中の清宮が自己新の15試合連続を放った(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本ハムは9月7日にエスコンフィールドで行われたオリックス戦に5‐1で勝利した。4連勝を飾り、新庄剛志監督政権下では最多の貯金「15」とした。2回に万波中正の適時二塁打で先制すると、5回にはアリエル・マルティネスの13号3ランも飛び出すなど10安打5得点で快勝した。先発の加藤貴之はキャリアハイの9勝を挙げた。首位ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は7に縮まっている。

【動画】4連勝へと導く豪快弾!マルティネスが13号3ランを放ったシーン

 そしてこの試合、「3番・三塁」でスタメン出場の清宮幸太郎が、5回無死一塁の第3打席で自己記録を更新する15試合連続安打を放った。オリックス先発の曽谷龍平から三遊間へ打球を転がすと、一塁へ全力疾走。遊撃手の紅林弘太郎へのゴロとなったが内野安打にした。

 実は1回二死の第1打席では三塁へのゴロを放ったが、このときはアウトとなった。新庄監督がリプレー検証を要求して判定は覆らなかったが、指揮官の懸命なサポートに応えるかのように、自力で連続安打を伸ばした。

 清宮は7回にも中堅へ安打を放ち、この日はマルチ安打を記録して3打数2安打の成績だった。5回無死の場面で頓宮裕真の強烈なライナーをジャンピングキャッチし、守備面でもキレのある動きを見せた。攻守で“キレキレ”の清宮はただいま覚醒中。25歳は好調・日本ハムの象徴といえる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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