「広島0-3中日」(6日、マツダスタジアム) 広島が痛恨の4連敗で試合のなかった首位・巨人とのゲーム差は1に広がった。4連敗は7月5~9日以来、今季4度目で約2カ月ぶり。後半戦初の屈辱となり、19度目の完封負けを喫した。 初回の失点が響い…

 「広島0-3中日」(6日、マツダスタジアム)

 広島が痛恨の4連敗で試合のなかった首位・巨人とのゲーム差は1に広がった。4連敗は7月5~9日以来、今季4度目で約2カ月ぶり。後半戦初の屈辱となり、19度目の完封負けを喫した。

 初回の失点が響いた。今季初の中5日でマウンドに上がった先発・大瀬良が、2死一塁で細川に143キロ直球を左中間スタンドに運ばれた。今季、本拠地で被本塁打が0本だった右腕がまさかの被弾。続く宇佐見にも右越えソロを浴びて3点を失った。

 二回以降は無失点投球を続けるも、打順が巡った五回に代打を告げられ降板。5回8安打3失点で4敗目を喫して、今季9戦無敗だったマツダスタジアムでは初黒星となった。

 打線も相手先発・松葉に苦戦を強いられた。3点を追う初回は1死満塁で坂倉、菊池が倒れて無得点。三、四回はいずれも得点圏に走者を置きながら、決定打が出なかった。八回は連打で無死一、二塁の好機が到来したが、上本が二ゴロ併殺。2死一、三塁となって4番・堂林が空振り三振に倒れて本塁が遠かった。